秋冬に抜け毛は3倍増える?理由と対策をご紹介

2018年12月4日

落ち葉が増える季節になると、気になりだすもの。そのひとつは、抜け毛です。成人男性の場合、通常は1日に50本〜100本の抜け毛があると言われています。しかしこれが秋になると急増し200本〜300本近くになることも。これは薄毛で悩む人だけでなく、誰にでも起こりうることです。

秋冬に抜け毛が増える理由

では、なぜ秋になると、抜け毛が増えてしまうのでしょう? 理由は少なくとも、3つあると言われています。

1、頭皮の乾燥

秋冬の湿度の低さも、薄毛に影響します。頭皮が乾燥するため、皮膚の正常なバリア機能が保ちづらくなり炎症が生じやすくなると言われています。するとフケ、かゆみや、抜け毛の原因に。また、頭皮だけでなく、髪の毛も乾燥します。乾燥して痛んだ毛髪はタンパク質の密度が薄くなり、切れやすくなります。切れ毛が多くなると結果的に髪の毛が薄く見えることになってしまいます。

2、寒さと温度差

冬になって気温が低くなると、血管が収縮します。それは寒さを感じやすい手足だけでなく、頭皮の血管も同じこと。首から上の頭皮に行く血管が収縮すると、頭皮の血流量が減ります。すると頭皮に髪の毛の成長に必要な栄養素が運ばれづらくなり、薄毛の原因になると言われています。

さらに、抜け毛・薄毛予防と発毛・育毛効果に期待できる「IGF-I」という体内物質は、温度が低いと増えにくいことも理由のひとつにあるようです。IGF-Iを増やすには、食品による胃腸の知覚神経の刺激と、頭皮の知覚神経の刺激が大切です。これらの原因が複雑に絡み合い、結果として秋冬の抜け毛が増えてしまうというわけです。

また、この季節は外の寒さと室内の激しい気温差も頭皮ストレスの原因になる可能性があります。夏の気温差は、外が30度、中はどんなに低くても20度と、気温差は10度未満しかありません。しかし冬は、外が0度で中は20度と、20度近い気温差になります。冬に体調を崩しやすいのは、この寒暖差が原因です。頭皮にとってもこの気温差はストレスになります。

3、夏の皮脂・紫外線ダメージ

秋の抜け毛が増加する理由のひとつに、もう過ぎ去った夏の頭皮環境が強く影響すると言われています。夏は、湿気や高温で大量に汗をかき、皮脂がたまりやすくなります。毎日シャンプーしていても、皮脂や汚れが落ち切らない可能性があります。

さらに意外に知られていないのが、夏の間浴びた強い紫外線が育毛に悪影響を及ぼすこと。炎天下の中、帽子をかぶらずに紫外線に晒されていると、頭皮がダメージを受け活性酸素が発生します。この活性酸素で頭皮が酸化、つまり老化すると、発毛サイクルが鈍化し、髪の毛が成長しづらくなるという説があるのです。

髪の毛がどんどん細くなり、やがては薄毛・抜け毛に陥ることも。さらに紫外線は健康な髪の毛を生やす頭皮の17型コラーゲンも破壊することが、東京医科歯科大学の発表により明らかになっています。紫外線によるダメージは蓄積されていくため、注意が必要です。

 

これらの秋冬に抜け毛が増える理由は、実のところ完全に解明されているわけではありません。他にも、毛母細胞が秋冬に入れ替わるという説や、夏毛と冬毛が抜け変わる動物の名残が残っているという説もあります。いずれにせよ、秋冬は今まで以上に抜け毛対策を心がけたいものです。

 

 秋冬に実践したい薄毛対策3選

では秋冬の抜け毛を回避するために、どんな対策ができるのでしょう?

1.シャンプーと洗い方の見直しで、頭皮の乾燥を防ぐ

頭皮の過乾燥対策としては、まずシャンプーを見直す方法も見逃せません。 間違った洗い方をすることで、頭皮や毛髪の乾燥を悪化させることがあります。先日テレビ番組でも、全国理容連合会名誉講師の方が「正しいシャンプーの仕方を実践することで、新生毛が抜けにくく、頭皮の血行が良くなる」と説明して話題になりました。

シャンプーはアミノ酸系のものやトレハロースなど保湿剤が含まれているものを選びましょう。シャンプー前に軽くブラッシングをして、ホコリや抜けた毛髪をとるとともに毛並みを整えてからシャンプーするとより効果的にシャンプーできると言われています。地肌は指のひらで洗い、頭皮の角質をいためない様にしましょう。

2.洋服・食べ物・運動で、頭皮の血流を改善

育毛剤で血流改善できるものもありますが、体を動かしたり、直接温めたりして血流を改善する方法が効果が高いと言われています。マフラーや帽子で頭部付近を温めたり、温かい食べ物を食べて体を温めるのもいいでしょう。

唐辛子の成分のカプサイシンや、生姜に含まれるジンジャーオールは末梢血管を広げる働きがあるので、キムチや生姜を入れた鍋物もおすすめです。また、喫煙をしているかたは禁煙をお勧めです。タバコを吸うと末梢の血管が縮まり、血管にもダメージを与え、動脈硬化の原因になります。

3.夏の頭皮ダメージを「ビタミンC」でリカバー

夏から蓄積された頭皮ダメージは、もう手遅れなのでしょうか? もちろん紫外線を浴びないことが一番効果的ですが、完全に紫外線を浴びないようにすることは不可能に近いもの。

そんな時におすすめなのが、ビタミンCによる改善策。美白ケアの化粧品にビタミンCが使われたり、切ったりんごの断面にビタミンCを塗ると白く戻るようにビタミンCには「古く酸化したものを元に戻す力」があります。

これは、頭皮も同じこと。紫外線や皮脂でダメージを受けた頭皮がビタミンCで元に戻るというわけです。さらにビタミンCは健康な髪を生やす頭皮の「17型コラーゲン」をつくる力があることが、北海道薬科大学の研究で明らかになっています。

ただ、ビタミンCにも弱点があり、それは壊れやすいということ。せっかくビタミンC入りの野菜や果物を食べようとしても、切ったり洗ったり調理の最中に、ビタミンCは壊れてしまいます。

さらに、サプリなどで大量にビタミンCを摂ったとしても、頭皮に届くのはわずか1%未満。そのほとんどが体の他の臓器に使われたり、尿として流れてしまうのです。そのため、頭皮に直接つけるタイプのビタミンCが、育毛にはより効果を発揮すると言えるでしょう。

ビタブリッドCヘアーはビタミンCなど有用な育毛成分が配合された発毛促進剤。頭皮にスプレーするだけで効果が12時間持続するので、仕事中も睡眠中も育毛対策することが可能です。

 秋冬の抜け毛も、対策次第で最小限に抑えられる

抜け毛が増える秋冬も、対策をすれば抜け毛を最小限に減らすことができるでしょう。秋冬の抜け毛は、すべての人に起こりうること。ぜひこれらの方法を実践して、髪の毛にとっても厳しい季節を乗り切りましょう!