秋冬に抜け毛は3倍増える?理由と対策をご紹介

落ち葉が増える季節になると、気になりだすもの。

そのひとつが、抜け毛。

秋に抜け毛が増えるというのは【事実】です。

成人男性の場合、通常のヘアサイクルでも1日に50本〜100本の抜け毛があると言われています。しかし、秋になると急増し200本〜300本近くになることも。これは薄毛で悩む人だけでなく、誰にでも起こりうることです。

秋冬に抜け毛が増える理由

では、なぜ秋になると、抜け毛が増えてしまうのでしょう?

  • 頭皮の乾燥
  • 寒さと温度差
  • 夏の紫外線ダメージ
  • 夏の皮脂分泌量の蓄積

正直なところ明確な理由は解明されていません。

しかし、秋から冬の初めにかけて季節が原因で抜け毛が多くなってしまう理由はあると言われています。夏のダメージ蓄積に加えて、気温の変化により頭皮環境が悪化しやすいのが秋から冬の初めあたりです。

原因① 湿度の低下

秋冬の湿度の低さにより、頭皮が乾燥することで抜け毛につながる可能性があります。

皮膚にとって適している湿度は70%前後。

湿度が60%を低下すると角質層から水分が蒸発しやすくなり乾燥が進みやすい状態になります。気象庁のデータでも、9月以降湿度が低下し、12月では60%前後と乾燥しやすい湿度に。

平均湿度は雨の日も含まれていますので、晴れている日であれば湿度はもっと低くなる日もあります。

水分量が低下し頭皮が乾燥すると、皮膚の正常なバリア機能が保ちづらくなり炎症が生じやすくなります。するとフケ、かゆみや、抜け毛の原因なってしまいます。

湿度の低下

また、頭皮だけでなく、髪も乾燥します。乾燥して痛んだ毛髪はタンパク質の密度が薄くなり、切れやすくなります。切れ毛が多くなると結果的に髪の毛が薄く見えることになってしまいます。

原因② 寒さと温度差

落ち葉

秋冬になって気温が低くなると、血管が収縮し頭皮の血流が減少します。

それは寒さを感じやすい手足だけでなく、頭皮の血管も同じこと。首から上の頭皮に行く血管が収縮すると、頭皮の血流量が減ります。すると頭皮に髪の毛の成長に必要な栄養素が運ばれづらくなり、薄毛の原因になると言われています。さらに、抜け毛・薄毛予防と発毛・育毛効果に期待できる「IGF-I」という体内物質は、温度が低いと増えにくいことも理由のひとつです。IGF-Iを増やすには、食品による胃腸の知覚神経の刺激と、頭皮の知覚神経の刺激が大切です。

また、この季節は外の寒さと室内の激しい気温差は頭皮ストレスの原因になる可能性があります。

夏の気温差は、外が30度、中はどんなに低くても20度と、気温差は10度未満しかありません。しかし冬は、外が0度で中は20度と、20度近い気温差になります。冬に体調を崩しやすいのは、この寒暖差が原因です。頭皮にとってもこの気温差はストレスになります。

原因➂紫外線ダメージ

秋の抜け毛には、過ぎ去った夏の紫外線ダメージが頭皮環境に強く影響すると言われています。

炎天下の中、帽子をかぶらずに紫外線に晒されていると、頭皮がダメージを受け活性酸素が発生します。この活性酸素で頭皮が酸化、つまり老化すると、発毛サイクルが鈍化し、髪の毛が成長しづらくなるとい言われています。

さらに紫外線は健康な髪の毛を生やす頭皮の17型コラーゲンも破壊することが、東京医科歯科大学の発表により明らかになっています。紫外線によるダメージは蓄積されていくため、注意が必要です。

原因④夏の皮脂分泌の蓄積

汗をかく男性

夏は気温や湿度の上昇により皮脂分泌量が増えます。さらに大量に汗をかくことで、皮脂がたまりやすくなります。

夏に増えた皮脂が頭皮の毛穴を塞いでしまうと、毛根に栄養を与える血液の流れを阻害してしまうため、頭皮環境が悪化し、抜け毛につながる可能性があります。特に男性の場合、一般的に女性の約2~3倍皮脂量が多いと言われていますので、皮脂が溜まらないようにケアが必要です。

これらの秋冬に抜け毛が増える理由は、実のところ完全に解明されているわけではありません。

他にも、毛母細胞が秋冬に入れ替わるという説や、夏毛と冬毛が抜け変わる動物の名残が残っているという説もあります。いずれにせよ、秋冬は今まで以上に抜け毛対策を心がけたいものです。

 秋冬に実践したい抜け毛対策3選

  • シャンプーの見直し
  • 生活習慣の改善
  • 頭皮マッサージをする

薄毛や抜け毛対策の基本は変わらないですが、紫外線ダメージや温度変化など季節性のあるものは、特に気を付けたいところです。

シャンプーの見直しで頭皮環境を整える

頭皮の過乾燥対策としては、まずシャンプーを見直す方法が見逃せません。

間違った洗い方をすることで、頭皮や毛髪の乾燥を悪化させることがあります。正しいシャンプーの仕方を実践することで、新生毛が抜けにくく、頭皮の血行が良くなります。

シャンプーはアミノ酸系のものやトレハロースなど保湿剤が含まれているものを選びましょう。シャンプー前に軽くブラッシングをして、ホコリや抜けた毛髪をとるとともに毛並みを整えてからシャンプーするとより効果的にシャンプーできると言われています。地肌は指のひらで洗い、頭皮の角質をいためないようにしましょう。

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生活習慣改善で頭皮の血流を改善

走る女性

抜け毛を防ぐ基本は生活習慣です。

体を動かしたり、直接温めたりして血流を改善する方法が効果が高いと言われています。マフラーや帽子で頭部付近を温めたり、温かい食べ物を食べて体を温めるのもいいでしょう。

また食事でも唐辛子の成分のカプサイシンや、生姜に含まれるジンジャーオールは末梢血管を広げる働きがあるので、キムチや生姜を入れた鍋物もおすすめです。また、喫煙をしているかたは禁煙をお勧めします。タバコを吸うと末梢の血管が縮まり、血管にもダメージを与え、動脈硬化の原因にもなります。

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頭皮マッサージで血流改善

血流が悪くなってしまった頭皮の改善のため、頭皮マッサージをすることも効果的です。血流が悪くなってしまった頭皮では、髪をつくる細胞に酸素や栄養が届きにくくなっています。髪の成長を妨げないよう、頭皮マッサージで血流が悪くなった頭皮をほぐして血流が改善することがオススメです。

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夏の頭皮ダメージに「ビタミンC」

夏から蓄積された頭皮ダメージは、もう手遅れなのでしょうか?もちろん紫外線を浴びないことが一番効果的ですが、完全に紫外線を浴びないようにすることは不可能に近いもの。

そんな時におすすめなのが、ビタミンCによる改善策。美白ケアの化粧品にビタミンCが使われたり、切ったりんごの断面にビタミンCを塗ると白く戻るようにビタミンCには「古く酸化したものを元に戻す力」があります。

これは、頭皮も同じこと。

紫外線や皮脂でダメージを受けた頭皮がビタミンCで元に戻るというわけです。

さらにビタミンCは健康な髪を生やす頭皮の「17型コラーゲン」をつくる力があることが、北海道薬科大学の研究で明らかになっています。

ビタミンC塗布で皮膚中の17型コラーゲン量が多く観察/日本抗加齢医学会総会発表>>

ただ、ビタミンCにも弱点があり、それは壊れやすいということ。

せっかくビタミンC入りの野菜や果物を食べようとしても、切ったり洗ったり調理の最中に、ビタミンCは壊れてしまいます。さらに、サプリなどで大量にビタミンCを摂ったとしても、頭皮に届くのはわずか1%未満。そのほとんどが体の他の臓器に使われたり、尿として流れてしまうのです。そのため、頭皮に直接つけるタイプのビタミンCが、育毛にはより効果を発揮すると言えるでしょう。

ビタブリッドCヘアーはビタミンCと育毛に有効な成分を配合した発毛促進剤。

頭皮にスプレーするだけでビタミンCの効果が長時間持続するので、仕事中も睡眠中も育毛対策することが可能です。

 秋冬の抜け毛も対策次第!

抜け毛が増える秋冬も、対策をすれば抜け毛を最小限に減らすことができるでしょう。秋冬の抜け毛は、すべての人に起こりうること。ぜひこれらの方法を実践して、髪の毛にとっても厳しい季節を乗り切りましょう。