薄毛を加速させる「肩こり」の脅威とは?

基本知識

昨今、悩みを抱える人口が急増している「肩こり」。実は、放置すると薄毛リスクが高まることも…!今回は、簡単なチェック法から対策までを一挙にご紹介します!

「肩こり」で悩む人が過去最多に!

デジタル機器の使用時間の増加、長引いた自粛期間やリモート生活による運動不足等の影響もあり、肩こりに悩む人口は過去5年の調査で最多の72.5%という結果に。

「肩こり」が抜け毛につながるのはなぜ?

肩こりが続くと、肩まわりの筋肉が血管を圧迫して血行不良に。その結果、肩に近い頭部の血行が滞り、髪に必要な酸素や栄養が十分に行き渡らないおそれがあります。

秋冬の寒さも抜け毛の要因に!?

さらに、気温が急激に下がり始める11月からは特に要注意。寒さは全身の筋肉を硬直させるので、冷えからくる血行不良で薄毛リスクが高まる可能性が…。

今すぐ「肩こり」チェックを!

ここで簡単な2つのチェック法をご紹介!自覚の無い人もすぐに確認しましょう。

① 脇を締めて、腕を動かさずに肩先だけをまわす。
② きれいな○が描けていればOK。△や□になったり、音が鳴ったりする場合は、筋肉や関節が硬直している可能性があります。

① 手のひらを上向きに、前方に向かってひじを直角に曲げる。
② そのまま脇を締めて、腕を左右に開く。
腕を60度以上開けない場合は、筋肉の可動域が狭くなっているとい
えます。

5分でOK!簡単ストレッチをご紹介♪

肩こり改善には、首や肩よりも「肩甲骨」がカギ!筋肉の動きを意識してほぐすのがポイントです◎

肩甲骨はがしストレッチ

両ひじを曲げて肩より上にあげる。軽くこぶしを握って鎖骨のあたりに。

両ひじを5秒間かけてゆっくりと後ろへ。肋骨から肩甲骨を「はがす」ようにギュッと寄せる。

肩甲骨を寄せたままひじを下げてリラックス。この動作を5回繰り返す
デスクワークの休憩タイムに最適!

肩甲挙筋ストレッチ

左手を上から後ろへ伸ばして、手のひらが首の後ろあたりにふれるように。

右手を上から頭頂部に軽く置く。

右斜め前にゆっくり頭を倒す。60秒~90秒じっくり伸ばす。左右の手を入れ替えて反対側も行う。
おうちでテレビを観ながらでもOK♪

【豆知識】筋肉の疲れをとるスーパー食材とは?

クエン酸には筋肉の疲労物質である乳酸の濃度を低くする働きが!クエン酸含有量が果物界トップの「レモン」で体内からも効率的に肩こり対策をしましょう。

料理にサッとひと絞り♪レモンウォーターも◎

毎日5分のストレッチを続けましょう

ぜひご紹介したストレッチを継続して、肩こりも薄毛リスクも撃退しましょう!