ハリ・ツヤ低下…元気な髪を取り戻す「発毛促進」ケアとは？

年齢よりも上に見られることが多い…という方、もしかして毛髪に衰えを感じていませんか？顔の大部分をしめる毛髪は、第一印象を左右する重要なパーツ！

髪が傷んでいたりハリやツヤが失われているときに、ヘアオイルをつけたり傷んだ髪をカットしてごまかしていませんか？髪のボリュームダウンを感じているのに、何も対策できていない状態ではありませんか・・・？

そんなお悩みの根本解決に、頭皮を整える「発毛促進」ケアが役立ってくれます！

顔まわりの大部分を占める「髪」こそ、若々しい第一印象の要

たとえば、後ろ姿だけで相手の年齢をイメージするとき、どこを見ているでしょうか？体のシルエットや歩き方、服装などもひとつの要素ですが、「年齢」を左右するのはツヤにあふれた健やかな毛髪です。

肌の衰えが見た目年齢を左右するように、毛髪もパサつきやツヤの低下、白髪が混じっていると、それだけで見た目年齢が上がります。

ここからは、具体的に「髪の衰え」からくる症状について見ていきましょう。

髪に起こる衰えといえば、代表的なのが以下の症状。

ハリ・コシのない髪は、髪に触れたり、髪の分け目を見たときに、ピンと立つような見た目や触ったときの弾力がありません。引っ張るとすぐ切れてしまったり、髪の毛を指に巻き付けたり曲げたりしたときに、跳ね返ってくるような強さがなかったりするのもハリ・コシのない髪の特徴です。

髪が短かったり、常にワックスで整えたりしていると気づきにくいのが、パサつき。洗髪してドライヤーで乾かした後に触って、油分や水分がなくスカスカに感じたらパサついているサインです。ドライヤーの熱やシャンプーの仕方などが原因として考えられます。同じ原因で頭皮も乾燥し、抜け毛や薄毛につながることも。

年齢を重ねていくと気づきやすいのが髪のボリューム。毛髪が以前より細く柔らかくなって、全体的に「髪が少なくなった」という印象を受けます。髪をセットしてもペタンと倒れてうまく立ち上がらず、髪型がキマりにくいという悩みにも繋がります。

分け目や地肌が広がって目立つようになったり、生え際が後退するといった症状は、抜け毛が増えて髪が薄くなった状態。原因はさまざまですが、乾燥や皮脂の過剰分泌、髪の洗い方の間違いなどで頭皮環境が乱れると、抜け毛や薄毛が起こることが考えられます。

毛髪は、生えた状態のときはすでに死んだ細胞であるため、一度傷んだりツヤを失ってしまうと、元には戻りません。生えてくる髪を太く、コシのある健やかな状態に育てるには、頭皮から整える「発毛促進」のケアが必要です。

発毛促進と聞くと、薄毛や抜け毛に悩む人が行うケアのように思うかもしれません。しかし発毛促進は、髪の毛が太く丈夫に育つサポートそのもの。薄毛・抜け毛だけでなく、髪のハリやコシの低下、髪のパサつき改善など、トータルで毛髪のケアができます。

髪の毛はさかんに伸びる「成長期」、成長が弱まる「退行期」、毛が抜け落ちて次の成長期を待つ「休止期」の3つの状態をくりかえしています。髪のエイジングの悩みは、本来は成長期に太く長く成長するはずの髪が、ヘアサイクルの乱れで細く、弱く成長することが原因。ヘアサイクルを整えるには、発毛促進ケアで

ことが大切なのです。

発毛を促進させるための対策は、さまざまな観点からのアプローチが必要です。規則正しい生活や栄養バランスを考えた食事、適度な運動、もちろんヘアトニックでのお手入れも大切です。さらに日々習慣づけたいのが、丁寧なシャンプーとマッサージ。

丁寧にシャンプーをすることで汚れや菌をきちんと落とし、頭皮環境が整っていきます。爪が当たると頭皮や生えたばかりの産毛を傷つけることがあるので、シャンプーを手に取ってたっぷり泡立て、指の腹で頭皮を揉むように洗いましょう。

シャンプー、ヘアートニックの後は、簡単マッサージで頭皮の血行を促しましょう。

(1) 手を頭の後ろにあて、親指以外の4本で頭をつかむ
(2) 親指で首筋を押す

の２ステップ。ゆっくり押しこみ、ゆっくり戻すのがポイントです。

春から夏にかけては真夏並みの紫外線が気になる季節。もし頭皮が日焼けしてしまったら、冷たいタオルでクールダウンさせましょう。

体を鍛えるのと同じように、発毛促進のケアも3カ月、6カ月と続けてこそ結果が得られるもの。毎日の習慣にとり入れてみてくださいね。

トリートメントやヘアオイルなどの一時的で表面的なケアでは根本解決はできません。健やかな髪が生えてくるように、頭皮の環境を整えてあげること。それには「発毛促進」ケアが大きなカギとなります。

ツヤのある豊かな毛髪を維持するだけで、離れて見てもわかるほど、見た目年齢はぐっと下がります。健やかな髪を育んでエイジングケアをしていきましょう！

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