今日からできる!「6月病」に効く3つの時短メニュー
この春から新しい環境で過ごしたり、新しい仕事にチャレンジしたり、4月・5月は何かと変化があった人も多いのでは? そんななかで、「頑張るぞ!」と意気込んでいたのに、最近なんとなく「やる気がでない」「体がだるい」などの症状が現れたりしていませんか?
そんなあなたに、心と体を整えてくれるような、最近の不調をサポートしてくれる美味しい時短メニューを3つご紹介します。 今日からすぐできる、簡単なメニューばかり! ぜひ試してみてください。
大人に増える「6月病」とは?
メニューをご紹介する前に、突然ですが「6月病」ってご存知ですか?
「5月病」と同様の症状が6月に現れるもので、大人のなかでも、特に社会人に増えています。新しい環境や新しい人間関係に慣れてくる6月に、溜まった疲れやストレスが原因となって、不調を訴える人が多いといわれています。また、気候が不安定なことも要因の一つです。最近なんとなく「やる気がでない」「体がだるい」などの症状は、もしかすると「6月病」かもしれません。
6月病に効く、食事のポイント
大人が陥りやすい「6月病」を長引かせないためにも、まずは自分でできることから、疲れやストレスを上手に解消していきたいですね。仕事やプライベートをフルパワーで楽しむためにも、ここで毎日の食事のポイントをピックアップ!
家族や友人などと「楽しく」食事をする
「 食べる」ことは、単に栄養を摂るだけではなく、緊張を和らげ、精神を安定させてくれるもの。家族や友人などと会話をしながら楽しく食事をとるとさらにリラックスできます。他愛もないことやちょっとした悩みでも、「話す」ことでストレス解消につながります。
甘〜いスイーツの誘惑には要注意!
ストレスや疲れを感じているときに欲しくなるのがスイーツなどの甘〜いもの。でも、食べ過ぎには要注意! 砂糖を多く含む食材は、血糖値を急激に上げた後、急激に下げるという特徴が。この時、血糖値を下げるためにインスリンが多出し、脳が糖分不足になることで、イライラや疲労感などにつながります。また、疲れていたり、やる気がでないときについつい飲みたくなるエナジー系ドリンクも、糖分が多いのでできる限り避けましょう。どうしても甘いものを食べたい場合は、果物やナッツなど血糖値が上がりにくいものがおすすめ。
栄養バランスを整えて「心」も健康に!
不規則な食生活や偏った食事は、脳内の栄養不足を招き、感情をコントロールする神経伝達物質「セロトニン」が不足しがちに。すると、ストレスや睡眠障害につながることも。忙しくても1日3食きちんと食べること、そして、作る時・食べる時には栄養バランスを考えた食事を心がけたいですね。
心も体も整える!簡単&美味しい3つの時短メニュー
「栄養バランスの整った食事を毎日3食考える」と聞いただけでも、実践するにはハードルが高いですよね。さらに、ストレスを解消する食事なんて検討もつかない・・・。そんな方にこそぜひ実践してほしい“簡単&美味しい時短メニュー”を3つご紹介します!
イライラ解消「玄米のネバネバキムチ丼」
ご飯に具材を乗せるだけ!時短・簡単・美味しいメニューの代表といえば「丼」ですよね。その「丼」のご飯を、ぜひ発芽玄米にチェンジ。発芽玄米には、白米のなんと約10倍ものGABA(ギャバ)が含まれているんです。さらに、発芽玄米に乗せる具材には、GABA(ギャバ)を多く含むキムチをトッピング!キムチは冷蔵庫に常備して、副菜として毎日の習慣にしても。他には納豆やオクラなどネバネバ食材を一緒に入れるのもおすすめです。ネバネバ食材に含まれるムチンという成分は、免疫力の向上や腸内環境を整えてくれる働きがあります。
アミノ酸の一種であるGABA(ギャバ)は、精神的なストレスによる緊張や不安、イライラなどを和らげ、気分を落ち着かせてくれる作用があります。また、睡眠の質を高めて、不眠を改善する働きもあります。
疲労回復「親子丼」
もう一つは、大好きな人もきっと多い「親子丼」。半熟の卵で鶏肉と玉ねぎをふわっととじて。甘辛味で仕上げれば、もう箸が止まりません。卵でコルステロールを豊富に摂れるだけでなく、ビタミンやミネラル、タンパク質も一緒に摂ることができます。さらに、高タンパクかつ低脂肪の鶏むね肉で疲労回復効果も。
コレステロールは、ストレスから体を守る副腎皮質ホルモンの原料の1つとなる成分。タンパク質は、ストレスにさらされると体内で分解が進み、疲れやすくなったり脳の働きが低下したりします。ストレスを寄せつけないために、コレステロールもタンパク質もどちらも積極的に摂りたい成分です。
ストレスに負けない「キャベツたっぷりポトフ」
情緒の安定に役立つビタミンB1をはじめ、ビタミンB群が豊富な豚肉は疲労回復に効果的です。 さらにビタミンCを多く含むキャベツなど、野菜の栄養もたっぷり一度に効率よく摂れるおすすめメニューが「ポトフ」。食材を鍋に入れて煮込むだけで、とにかく簡単! たくさん作り置きするもいいですね。
キャベツをはじめ多くの野菜や果物に含まれるビタミンCは、免疫力の強化や、疲労・ストレスへの抵抗力となる副腎皮質ホルモンをつくるのに必要です。でも、精神的なストレスを受けると大量に消費されてしまい、不調の原因に。毎日の食事でしっかり補いましょう。
おわりに
なんとなく「やる気が出ない」「体がだるい」「朝起きるのがつらい」そんな6月病に効くメニューをご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
ちょっと意識するだけで、溜まった疲れやストレスを解消できます!これからくる梅雨も元気に軽やかに乗り切りましょう!