【身長は親の努力が９割？】身長が伸びる子・伸びない子の決定的な違い

2020年12月17日

「あともう少し背が伸びて欲しい…！」と願う親御さん、悩んでいるお子さまも多いのでは？

実は身長が高い子・低い子の生活習慣を比べてみると、そこには遺伝だけにはとどまらない「ある違い」があることがわかりました。子どもの生活習慣は、親によってつくられると言っても過言ではありません。特に身長を伸ばすには10代までがラストスパート。まだ間に合うこの時期にこそ、身長を伸ばすための工夫を見直してみませんか？

やりがち！身長が伸びない子の親の３大NG行動

カルシウムさえ補えばOKと勘違いしがち

子どもの身長を伸ばすためには、食事が大切なのは言うまでもない話。ただし「カルシウム」ばかり摂っていても不十分。骨はカルシウムだけでなく様々な栄養素が組み合わさってつくられます。
上の図のように、栄養バランスが揃ってこそ身長が伸びやすい健康な体に。そのため「カルシウムだけ」「たんぱく質だけ」などと偏るのではなく、いろいろな食べ物をバランス良く食べることが身長アップにつながります。

つい親の睡眠時間が短くなりがち

寝ている間に「成長ホルモン」が分泌されるのは有名な話。日本人と欧米人を比べてみると、中学生までは身長差はあまりありません。しかし、高校生になると日本人はほとんど身長が伸びませんが、欧米人はまだまだ伸びます！日本の子に比べて、欧米の子どもは圧倒的に睡眠時間が長いのが特徴です。

※福島大学・福田一彦氏：中学生の夜間睡眠時間の世界比較

子どもの睡眠時間は、親の生活習慣に大きく左右されます。夜遅くまで、スマホやTVを見ている親御さんはいませんか？もしかしたらその習慣が影響してしまっているかもしれません。

夫婦喧嘩を頻繁にしがち

子どもにストレスがかかると、情緒不安定になり成長ホルモンの分泌が悪くなります。特に夫婦喧嘩には注意。両親が喧嘩する姿を見ると子どもは身の危険を感じ、本能的に早く大人になろうとします。すると早く骨が固まり、身長は伸びづらくなるのです。さらに夫婦喧嘩は子どもの脳を傷つける一因になるとも言われます。ただし冷静に建設的な話し合いを子どもに見せることは有効だと言われています。子どもの人間関係でも対立があったとき、冷静に話し、解決するスキルが身につきます。

今からできる！身長UPの３つの工夫

上記に当てはまる親御さんがいたとしても、大丈夫。身長を伸ばすために、今からできることはまだたくさんあります。高身長の子が取り組んでいる３つの工夫をご紹介！ぜひ真似してみてくださいね。

栄養豊富な簡単スピードおやつを

身長を伸ばすために栄養が大切なのはわかっているけど、どうしても食が細い。そんな子はおやつに「捕食」を食べて栄養を補うことがおすすめ。カルシウムなど25種類の栄養が一度に摂れるレベルアップを飲むことも身長アップには効果的です。小学校高学年のお子さまだったら、一人でつくれる簡単なアレンジも♪

●ホワイトホットチョコ

レベルアップ（イチゴミルク風味やココアミルク風味がおすすめ）9gと、温かい牛乳200ml、ホワイトチョコ適量を混ぜ合わせればできあがり。

●コーンポタージュ

レベルアップ（コーンポタージュ風味）4.5gと、温めた牛乳150mlを混ぜるだけ。あればコーンやクルトン、パセリをのせるとより美味しく本格的に。

●身長アップ！コーンフレーク

シリアル40gに、お好みのレベルアップ4.5gと、牛乳150mlをかけるだけでできあがり。

日常で「縦の運動」を取り入れる

寝る２時間前までに夕飯を食べ終わる

寝る直前に食べるとエネルギーが消化に使われ、眠りが浅くなって成長ホルモンがしっかり分泌されない原因となります。翌朝まで胃に食べ物が残って、朝食を食べられず生活リズムが乱れることも。効率良くエネルギーを使うには、寝る２時間前までに夕飯を済ませることがおすすめです。

身長を伸ばすのは、まだ間に合います！