間違った睡眠で〇歳老ける? 夏の若返り快眠術6選
夏といえば、 海や花火、国内外への旅行など楽しいイベントが目白押しの人も多いのでは? 気持ちも開放的になりますよね。
でも、せっかくの楽しい行事も「しっかり寝たのになぜか顔が疲れてる…」「ケアしているのに、特別な日に限ってお肌の調子が悪い…」など、お肌のお悩みで気分が下がることも。
そのお悩み、もしかしたら睡眠の質が悪いことが原因かもしれません。今までの睡眠を続けていると、数年後ぐっと老けてしまうことも?! 睡眠が足りないと見た目にも影響し、クマや肌荒れが目立つ肌は5歳も老けて見られるというデータもあります。
そこで今回は、快眠のための6つの新習慣をご提案します。
若返りのカギは、良質な「睡眠」だった?!
実は睡眠は最強のアンチエイジングといわれているのをご存知ですか? なぜそういわれているのかというと、若返りホルモンとも呼ばれる「成長ホルモン」が睡眠時にもっとも多く分泌されるからです。成長ホルモンは、体の成長だけでなく、お肌のハリを保つ、シワを減らす、細胞を修復するなどの働きを持っており、美容にも欠かせないホルモンです。
そんな成長ホルモンですが、良質な睡眠が不足していると分泌量が減ってしまい、さまざまな美容のお悩みを引き起こす原因に。だからこそ、きちんと睡眠をとって、成長ホルモンの分泌を高めることがとても大切なのです。
美の常識「お肌のゴールデンタイム」は、実は間違い!
夜の10時~2時までを「お肌のゴールデンタイム」と呼び、その時間に寝ると美容に良いとされていましたが、実は、成長ホルモンをたくさん分泌させるには、いつ寝るかよりも、どれだけすやすや・ぐっすり寝られるか、つまり睡眠の質が重要です。
成長ホルモンは、睡眠開始後2~3時間頃に深い眠りへ入ると大量に分泌されます。睡眠時間が少なくても、この時間に深くて質の良い睡眠をとることが美肌への近道に!
今から実践すれば数年後のお肌が変わる? 6つの快眠術をご紹介
「どうしたらぐっすり、質の良い睡眠がとれるの?」という方も多いはず。そんな方にぜひおすすめしたいのが、快眠へと導いてくれる6つの新習慣。
さあ、あなたもぜひ今日から試してみてください。
【新習慣1】太陽の光で、アンチエイジングホルモンを増やそう!
快眠への第一歩は、朝から始まります。睡眠と密接に関係し、眠気を誘発するホルモン「メラトニン」は分泌量が多いほど、よく眠れることで知られています。このメラトニンの正しい分泌サイクルをつくるためには、朝10時までに太陽の光を浴びることが大切!
太陽を浴びるとメラトニンの分泌量が減っていき、光を浴びて抑えられたメラトニンは、リバウンドをするかのように夜になると分泌量が増えます。それにより、眠気が強まりぐっすり眠れるのです。
さらにメラトニンは、最新の研究により、有害な活性酸素を無毒化する【アンチエイジングホルモン】としても期待されている優れものです。
【新習慣2】夏のランチは、簡単・美味しく快眠サポートを!
食事は、快眠をサポートする栄養素を積極的に摂り入れたいもの。おすすめは、暑いこの時期にもぴったりなお蕎麦です。簡単に作れるだけではなく、眠気を誘発するメラトニンの材料になるのトリプトファンが多く含まれています。
また、カルシウムやマグネシウム、ビタミンB群、ビタミンCも快眠にとってとても大切。カルシウムとマグネシウムは鎮静効果があり、ビタミンB群は休息の状態を促進も。
これらが一度に摂れるメニューがお蕎麦なんです。さらにストレス解消にも役立つビタミンCを、夏野菜のサラダやフルーツなどで補給すればオールカバーしたランチに!
【新習慣3】夜ご飯は睡眠3時間前まで?!
次に気をつけたいのが夕食の時間。食事を取ると胃腸の働きが活発になります。言い換えれば、これは体に負担がかかっている状態。食後に眠くなったからといってそのまま寝ても、体は休まっていないのです。
寝る前は、“できるだけ胃の中を空っぽに”を心がけて、夕食は寝る3時間前までが鉄則!
もし残業などで食事の時間が遅くなってしまう場合は、消化のいいもの、例えば柔らかく煮た野菜やポタージュスープなどを取るようにしましょう。
【新習慣4】「シャワーだけ」は絶対にだめ!毎日湯船に浸かる習慣を
暑い夏はシャワーだけで済ませてしまうという方も多いのでは? でも、睡眠のことを考えるなら、毎日湯船につかる入浴習慣を!
湯船につかることで眠りをつかさどる副交感神経が優位になり、体温もじんわりと上がることで自然と眠気が生じるのです。
理想の湯加減は38~41℃で、「ほんの少しぬるいかな?」と感じるくらいが適温です。
【新習慣5】「濡れたままの髪」は眠気を遠ざける?!
入浴後は、ドライヤーできちんと髪を乾かすことが大切です。髪が濡れたままだと首元が冷え、活動時に働く交感神経を刺激することになりかねません。
交感神経が刺激されると、睡眠時も興奮状態が続き、脳が休まらず質の悪い浅い眠りになってしまいます。夏はたとえ暑くて乾きやすくても、自然乾燥はおすすめしません。
また、きちんと乾かさずにいると、体温が奪われ、風邪を引く原因にもなってしまうので注意しましょう。
【新習慣6】スムーズな眠りには、捨てるしかなかった○○が大活躍!
ベッドで横になりながらスマホを触ったり、テレビドラマを見たりという方も多いのでは? そうしたわくわく・どきどきする情報も交感神経を刺激するのでできるだけ避けましょう。
また、ついつい寝る前考えてしまう、翌日の会議内容や毎日のお弁当づくりなんかも交感神経を刺激する理由のひとつ。睡眠のことを考えると控えるほうがよさそう。おすすめは、何度も読んでいる本や雑誌。 既視感のある内容は脳を興奮させることなく、スムーズな眠りへと誘ってくれるんです。
そして、スムーズな眠りに大事なことはストレスを溜めないこと。ストレスホルモンとして知られる「コルチゾール」が増加している状態では安眠できません。ビタミンCにはコルチゾールを減らす効果もありますので、日頃から積極的にとってほしい栄養素です。
ついついサボってしまった…そんなときの救世主とは?
睡眠がアンチエイジングに良くても、忙しい毎日、睡眠が足りない日もありますよね。睡眠不足は、ホルモンバランスが乱れてしまうため、お肌が乾燥したり、ハリがなくなったりと見た目にも悪影響を及ぼします。
そんなときは、ビタミンCを12時間継続的にじっくり浸透させることができる「ビタブリッドC」を使って、美肌をキープ!さらに、1日2回使うことにより、24時間ビタミンCがサポートしてくれますので、毎日忙しいみなさんの強い味方になってくれますよ。
おわりに
改めて、快眠のための6つの新習慣をまとめてみましたので確認してみましょう。
1)朝の10時までに、太陽の光を浴びよう
2)夏のランチは、栄養素たっぷりのお蕎麦を
3)「胃の中を空っぽに」を心がけるため、夜ご飯は睡眠3時間前まで
4)暑い夏でも毎日湯船に浸かる習慣を
5)交感神経を刺激しないために、髪の毛はしっかりと乾かそう
6)スムーズな眠りへいざなってくれるものは、何度も読んでいる本や雑誌
いかがでしたか。日常のちょっとした意識でぐっと質の良い眠りにつながります。ぜひ、ご紹介した新習慣を心がけて、老けないお肌づくりを目指していきたいですね。