【管理栄養士監修】ダイエットの成功を左右する食事のウソホント!
ダイエット成功のためには「食事が大切」といわれても、しっくりこない方もいるのでは?今回は、ダイエット成功のために押さえたい“食事の常識”について大柳先生が解説します!
目次
【Q1】脂っこい食事を避ければ痩せるってホント?
脂がのった肉や魚は、“食べたら太る”と思われがちですが、脂質は体内で吸収されにくいという性質が。痩せるためには、脂質よりも糖質に注意しましょう!
体脂肪を増やす犯人は、
“血糖値を上げる糖質”だった!
ポイントは、「血糖値の急上昇が、肥満に直結する」ということ!
こちらのグラフからも糖質の多い「主食」のほうが、たんぱく質や脂質の多い「肉」よりも、血糖値に影響を与えやすいことがわかっています。
調理には“良質な脂質”を選びましょう!
いくら脂質が太らないとはいえ、種類によっては健康リスクを高めてしまうことがあるため注意が必要です。
マーガリンやサラダ油に含まれるオメガ6やトランス脂肪酸は、摂りすぎると動脈硬化や心臓病などのリスクが高まる可能性があります。
一方で魚類などに含まれるオメガ3は生活習慣病予防や認知機能改善の効果が報告されているのでおすすめです。
【Q2】たっぷり食べてもOKってホント?
糖質をカットすれば、たんぱく質や食物繊維はしっかり食べてもOK! おかずで摂る糖質量は1食20g以内におさえ、自分に合ったペースで主食を抜く回数を決めるといいでしょう◎
【Q3】食べる順番を変えるだけで痩せるってホント?
ごはんやパンなどの糖質が多く含まれる食品は、最初に食べると血糖値が急上昇してしまい、太りやすくなってしまいます。
一方で、野菜や海藻類などの食物繊維が多い食品や、魚介類や大豆製品などのたんぱく質は、最初に食べるだけで血糖値の上昇を緩やかに!
お客さまからのご質問にお答えします!
Q. 『ターミナリアファースト』は、何回、何粒飲むのが効果的ですか?
A. 「1日3回」「1回4粒」目安で飲みいただくとより効果を得やすいと考えます。
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管理栄養士 大柳珠美
糖質制限理論と栄養療法を用いた栄養指導を専門に活動。糖尿病、肥満など生活習慣病全般に対し、薬に頼り過ぎない治療をサポート。その他、講演会、雑誌、ブログなどでおいしく続けられる糖質制限食の情報を発信。『「糖質制限」その食べ方ではヤセません』(青春出版社)その他多数