体型だけじゃない!中性脂肪対策の意外なご褒美
中性脂肪対策=ダイエットのため、と思っていませんか?
元々は体型キープの為に始めた行動でも、コツコツ続けているあなたには、すでに立派な“健康貯金”ができています。
今回は、“その習慣”がどれだけ価値あることなのかを、分かりやすくお伝えします!
【マンガでわかる】中性脂肪のケアで叶うコト
「痩せる」「病気を防げる」「美味しく食べられる」――体型キープ以外にも、中性脂肪の対策は、いいことづくし!
逆に、その異常を放置すると、将来“大きな後悔”につながることも…
今知っておくと、これからの意識が変わるかもしれません。
“サイレントキラー”の異名を持つ中性脂肪の異常
サイレントキラーとは、直訳すると「静かなる殺し屋」。中性脂肪が高くても、目立った自覚症状はありません。しかし過剰に蓄積すると、悪玉コレステロールが増えたり、血栓ができやすくなり、ある日致命的な病気を発症してしまいます。
検査値で150mg/dlを超えたら「動脈硬化」に要注意!
中性脂肪の基準値は、空腹時で30~149mg/dlとされており、150mg/dlの基準値を超えると、「動脈硬化」を発端に様々な疾患のリスクが上がります。
中性脂肪が上がると、悪玉コレステロールが小型化することで血管の壁に入りやすくなり、血栓を作りやすくなってしまいます。
全国で約2500万もの人に脂質異常の疑いが!
「脂質異常」とは、血中脂質(血中のコレステロールと中性脂肪)が基準値を外れた状態のことです。昨今の健康意識が高い時代においても、脂質異常の人が多いのは、いかに「脂質」が対処の難しい強敵であるかを物語っています。
「脂質」だけ避けてもダメ。「糖質」も要因だから手ごわい!
「中性脂肪」という名前から、食事での「脂質」を避ける人が多いのではないでしょうか?実は、過剰に摂った「糖質」も、体内で中性脂肪に変換されるのです。
脂質と糖質、両方のケアが必要なため、対策が難しいという実状も。
手ごわい中性脂肪は、日々の対策が重要です!「習慣化」をキーワードに頑張っていきましょう!
毎日コツコツ!中性脂肪対策24時
朝食を食べない人は食べる習慣のある人より中性脂肪が高い傾向にあるという研究結果が。1日を決める大事な食事です。
様々な健康メリットが知られているポリフェノールには中性脂肪を下げる効果が。コーヒーや緑茶で摂れるのは嬉しいですね!
摂りすぎた糖質は、体内で中性脂肪に変換されます。ごはんを食べたいなら「もち麦」がオススメ。Bグルカンという食物繊維が中性脂肪の吸収を抑える働きが!
午後3時は、脂肪を溜め込む働きを持つたんぱく質「BMAL1」が減少するため、最も太りにくいと言われています。実は理にかなった時間なのです。
中性脂肪改善に必要な1日の歩数は7,500歩以上。「ペットの散歩」「階段を使う」などで意外と歩数を稼げているかも?
揚げ物など油の摂りすぎはダイレクトに中性脂肪に悪影響。魚の良質な油は脂肪を減らすので積極的に摂りましょう。
半身浴よりも血流促進ができる全身浴がオススメ。熱いお風呂は血糖値が上がりやすいので、40度以下のお湯に15分が目安です。
ストレスも中性脂肪に影響します。また睡眠不足だと食欲増進ホルモンが増加して悪循環に。