「いつものケア」が年齢肌を加速させている!? 5つの診断でスキンケアをアップデート!
いよいよ2020年! オリンピックイヤーである今年。年明けを機に、コスメやスキンケアアイテムの新調を考えている方もいるのでは?
肌荒れがあると、メイクも気分も乗りませんよね。みなさんが日々行っているスキンケアは、本当に正しい方法でしょうか。よかれと思って取り入れたスキンケア方法も、正しいものでなければ逆に肌にとってよくないことも。
今回は、意外とやってしまいがちな「NGスキンケア」をご紹介。正しいケアをおさらいして、この一年さらにスキンケアに磨きをかけませんか?
あなたの習慣は正しい? スキンケア診断にトライ!
まずは腕試しに、スキンケア知識診断に挑戦! いつものスキンケアを思い出しながらチェックしてみてください。
Q1. 朝の洗顔、洗顔料は使う?
OK習慣:洗顔料をつかって、しっかり洗顔
NG習慣:洗顔料をつかわず、ぬるま湯で洗顔
朝は洗顔料を使わない「ぬるま湯」洗顔がいい、という話も聞きますが、乾燥がひどい場合などを除いて、洗顔料を使って洗顔するのがおすすめです。寝ている間にも皮脂は分泌されています。ぬるま湯では皮脂は落ちません。
肌に残った皮脂は、空気に触れることで酸化。酸化した皮脂は、肌ダメージの原因に…皮脂以外にも、ぬるま湯では落ちなかった古い角質や汚れが肌トラブルを引き起こすことも。肌への刺激が気になる方は、低刺激の洗顔料をチョイスしてやさしく洗い上げましょう!
Q2. クリームや美容液、どうやってなじませる?
OK習慣:両手のひらで、優しく包み込むように押し込む
NG習慣:こするように塗り込む、パッティングする など
肌の2大ダメージは「乾燥」と「摩擦」。肌を引っ張る・叩くは摩擦の極み。スキンケアアイテムは、手のひら全体でやさしく、プレスしてなじませるのが正解!
Q3. 気になるシミ・くすみ…効果的な美白アイテムの塗り方は?
OK習慣:顔全体に塗る
NG習慣:シミやくすみが気になる箇所にだけ塗る
目には見えていなくても、肌の奥で「シミ予備軍」であるメラニンが潜んでいることも…今シミがないからといって油断は禁物! 美白アイテムはケチらず、顔全体に使用しましょう。顔全体を美白アイテムでケアしてあげることが将来のシミ・くすみ予防につながります。
気になる部分には重ね付けがおすすめ。また、部分用アイテムの場合は、使用タイミングや使用箇所が明記されている場合も。用法を確認して使用するようにしましょう。
Q4. 今日は曇り…日焼け止めは塗る?
OK習慣:一年を通して、毎日UVケアをする
NG習慣:曇りや雨の日はUVケアしない、冬はUVケアをさぼりがち など
肌の老化原因の約80%が紫外線であることをご存じですか? 乾燥、シワ、くすみ、たるみ…あらゆる肌トラブルの元凶である紫外線。紫外線は主にUV-AとUV-Bの二種類が存在し、次のような違いがあります。
UV-A
- シワ、たるみなどの肌トラブルを引き起こす
- 一年中降り注いでいる
- UV-Aを防ぐ効果は「PA」値であらわされる
UV-B
- シミ、そばかすの原因に
- 7~9月がピーク
- UV-Bを防ぐ効果は「SPF」値であらわされる
つまり、シワ、たるみの原因であるUV-Aは年間通しての対策が必要。とはいえ、真冬に高SPF・高PAの日焼け止めは不要! 日常づかいであれば「SPF20・PA++」を目安に選んでみてください。
さらに、これからのシーズン、スキーやスノボに行くという人は要注意! 新雪の紫外線反射率は約80%。ほとんどの紫外線を跳ね返します。太陽からの紫外線と反射した紫外線の両方を浴びることになるので、紫外線対策はマストです。
Q5. シミケア、冬の間は続ける? お休みする?
OK習慣:季節に関わらず、通年ケアする
NG習慣:冬の間はお休み、もったいないので使用量を減らす など
空気が乾燥する冬。乾燥で肌のターンオーバーが乱れると、外部からの刺激に弱くなります。外部刺激はシミ悪化の原因。つまり、冬はシミ悪化リスクの高い季節とも言えるんです。
さらに、シミの元であるメラニンの生成を抑え、新たなシミを作らせないためにも、冬もシミケアを継続しましょう。春先の肌で違いを感じられるはず!
いつものスキンケアを底上げ! スキンケアに「ビタミンC」の習慣を
蓄積した肌内部のメラニンは、酸化することでさらに濃くなります。シミを目立たなくするためには、濃くなるのを防ぎながら、濃くなったメラニンを薄くする必要があります。そこで活躍するのが「ビタミンC」!
美肌成分「ビタミンC」は、朝にも塗ることで、さらに効果アップ!?
ビタミンCには
- 新たなシミができるのを防ぐ
- できてしまったシミを薄くする
- ターンオーバーを整え、メラニン発生原因の外的刺激から肌を守る
といった効果があることがわかっています。
さらにビタミンCには、肌に塗ることで、肌老化を招く活性酸素を消去する効果も! 活性酸素は紫外線を浴びることによって発生します。2018年に発表された、ヒトの培養表皮にビタミンCを塗ることで、紫外線によるダメージが軽減されたという報告もあります。つまり、紫外線を浴びた後はもちろん、浴びる前にビタミンCを塗ることで紫外線によるダメージをより防げるということ*!
紫外線を浴びることがわかっている日の朝は、ビタミンCのチカラを借りない手はありません! いつものスキンケアに「+ビタミンC」を習慣にして、2020年こそ、シミ・くすみで悩まない一年にしましょう!