シミにもう悩まない! 毎日のビタミンCケアが導く3つの作用とは

鏡をふと見ると気になるシミ。化粧で隠さずとも、自信を持って外に出かけられるような肌を目指したいですよね。そんな肌にはビタミンCが欠かせないことを知っていますか?

本日は、ニキビができにくい肌へ整えたりハリや弾力をアップさせたりといったビタミンCの美肌効果の中で、特にシミに対する効果を3つピックアップしました。
ビタミンCの理解を深めるため、まずはシミができるメカニズムを簡単にご紹介します。シミのメカニズムを知っておくと、毎日のビタミンCケアがもっと楽しみに。「キレイになったね」と言われる肌を目指しましょう!

そもそもシミはどうやってできるの?

日焼けするとシミができるのは有名ですが、それだけが原因ではありません。日常生活のちょっとしたところにも、シミの原因が隠れているんですよ。

こすったらシミの原因に!?シミができるメカニズム

肌の表面にある表皮は、体のうるおいを保ち、紫外線や細菌などの外部刺激から守る役割を持った器官。表皮の一番奥に、シミの色素であるメラニンを生成するメラノサイトがあります。

メラノサイトは、肌をこすったり掻いたりといったちょっとした外部刺激で活性化し、メラニンを生成します。また、紫外線などの炎症や花粉などの異物の侵入などでも活性化。通常、刺激がなくなればメラニンの生成がストップし、生成されたメラニンは新陳代謝の過程で排出されます。

シミのもとは肌の奥でじわじわ育つ

メラノサイトの異常でメラニンの生成が続いたり新陳代謝の乱れでメラニンの排出が遅れたりすると、肌の細胞にメラニンが蓄積。シミのもととなります。
そして、肌の細胞は表皮の奥で作られ、新陳代謝の過程で徐々に表面に押し上げられるため、メラニンを含んだ細胞は徐々に表出。シミとして目に見える状態に。まだシミがない部分でも、その奥にシミのもとが眠っている可能性があるのです。

ビタミンCはシミのもとと、シミの色素を作るメラノサイトの両方に3つの効果でアプローチ。美しい素肌を守ってくれます。

やっぱりすごい!ビタミンCがシミにもたらす3つの作用

ビタミンCはシミのもとをつくらせず、作られたシミのもとにもアプローチ。さらにシミの原因のひとつである活性酸素から肌を守ってくれます。

1)メラニンの生成を抑える

vitaminC_melanin

メラノサイトでメラニンが作られるとき、チロシナーゼという酵素が働きます。ビタミンCはこのチロシナーゼの活性を抑制メラニンが作られるのを防いでくれるのです。

2)シミの色素を薄くする

vitaminC_melanocytes

生まれたばかりのメラニンは褐色の色素。それが徐々に黒くなりながら肌表面に定着し、シミになります。ビタミンCはこのメラニンの黒色化を防ぎ、同時にメラニンの色を薄くしてくれます

3)活性酸素を除去する

vitaminC_jyokyo

多くの紫外線を浴びたり、タバコや排気ガスなどの大気汚染、さらにはストレスなどが原因となり、肌を守ろうと活性酸素が大量に発生。すると、この活性酸素からさらに肌を守るため、メラニンの生成も増加します。しかし、ビタミンCが結びつくことで活性酸素が除去され、肌を守る効果が期待できます。

毎日のビタミンCケアでシミの気にならない肌へ

シミのお手入れに効果的なビタミンCですが、そのままでは肌に浸透しにくいうえに、肌に届く前に酸化して壊れてしまいます。また、ビタミンCを安定させるために誘導体にすると、浸透のしやすさや肌の中での働きが変わるとも。

一方、亜鉛とビタミンCを組み合わせたハイブリッドビタミンCは、ビタミンCをじっくり12時間、肌に与えつづけてくれます。またビタミンCには

  • ハリ・弾力のアップ
  • 肌の引き締め
  • 内側からうるおいアップ

など、美しい肌を目指すうえでうれしい効果がさまざま。毎日のビタミンCケアをコツコツと続ければ、シミが気にならない整った肌へ導いてくれますよ!

これに加え毎日の習慣として、日中は日焼け止めや日傘を使って紫外線から肌を守ることも大切。さらに、食事で抗酸化作用のあるビタミンA,C、Eを補給するのも、シミを寄せ付けない生活習慣のひとつ。ビタミンCはかんきつ類や野菜に、ビタミンAは緑黄色野菜などに、ビタミンEはアーモンドなどのナッツ類に豊富に含まれています。食事やおやつで積極的に選んで、体をサビから守りましょう。

3つの作用でシミのお手入れができ、ワンランク上の美肌を目指せるハイブリッドビタミンCのお手入れ。さらに紫外線対策、ビタミン補給もあわせて続け、エイジングを気にしない肌を目指しましょう!