【タイプ別・医師監修】ダイエットのモチベーションを上げる&維持する方法
ダイエットを成功させるために最も大切なのは「継続」とよく言われます。継続のために必要なものといえば、「モチベーション」です。
とくに女性であれば、ホルモンバランスの変動による影響も受けやすく、モチベーションを保つことに四苦八苦しているのではないでしょうか。
もしも、あなたが「モチベーションをうまく保てない」「ダイエットが続かない」と悩んでいるのであれば、それは自分のモチベーションタイプを知らないからかもしれません。
世の中には多くのモチベーションを上げる方法が提唱されています。しかし、どの方法が適しているかは人によって大きく異なるのです。
まずは自分に合ったモチベーションの上げ方を知ることから始めましょう。
この記事の監修者
Alohaさおり自由が丘クリニック開業医
日本医科大学医学部卒業。日本医科大学武蔵小杉病院で研修後、腎臓内科学教室に入局。その後、善仁会丸子クリニックにて10年院長勤務。現在は、Alohaさおり自由が丘クリニックを開業。内科、皮膚科、美容皮膚科を標榜している。
ダイエットにおけるあなたのモチベーションはどのタイプ?
ダイエットにおけるモチベーションのタイプは、主に3つの性質によって分けられます。
・数字の変化に一喜一憂するタイプ
・努力をしている自分が好きなタイプ
・人に褒められたい、認められたいタイプ
この3つのなかで、あなたはどのタイプでしょうか。
それぞれのタイプについて、詳しく見ていきましょう。
なお、複数のタイプが重なり合うこともあります。その場合には、当てはまるタイプすべてのモチベーションを上げる方法を取り入れてみてもよし、最も当てはまるタイプの方法だけを取り入れてみてもよいでしょう。
1.数字の変化に一喜一憂するタイプ
目に見える結果を第一とするタイプは、体重やサイズなど、数字の変化に一喜一憂しやすい傾向にあります。
結果が出なくては自分の努力を認められず、自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。
停滞期はとくにモチベーションに波が出やすく、そのタイミングでダイエットをサボってしまうこともあります。
また、完璧主義な一面があることから、少しでもダイエットをサボってしまうと、それをきっかけにダイエットそのものを諦めてしまうこともあるのではないでしょうか。
2.努力をしている自分が好きなタイプ
がんばる自分が好きな方は、ダイエットに限らず、自分を磨いているという実感から満足感を得やすい傾向にあります。美意識が高い方に多いタイプでしょう。
このタイプはエステサロンの最新マシンやダイエット食品などにも惹かれやすく、自分磨きに使うお金にはあまり糸目をつけません。
しかし、効果の実証性よりも「なんとなくよさそう」というイメージが先行しがちなのは難点です。
結果として、かけたお金と効果が比例していないことに気付くと、モチベーションに影響が出ます。
3.人に褒められたい、認められたいタイプ
人からの褒め言葉をはじめ、外的な報酬がモチベーションに大きく直結するのがこちらのタイプです。社交的な人に多く、反面、一人で行動することが苦手な人にも多いでしょう。
そのような性質も相まって、一人で黙々とダイエットを続けていると、目標を見失ってモチベーションに影響が出やすい傾向にあります。
また、外的な報酬が得られずにいると、自分へのご褒美としてスイーツやスナック菓子などをちょくちょくつまんでしまうことがあるかもしれません。
【数字に一喜一憂するタイプ向け】ダイエットのモチベーションを上げる方法
【まとめ】 ・「毎日〇分間の有酸素運動をする」「食事は〇時までに済ませる」など、痩せやすい習慣づくりを目標に。無理をしない。 ・体重計に乗るよりも鏡で体型チェック。なるべくアバウトな成果チェックがおすすめ。 ・ダイエットを継続するためにときにはダイエットをサボろう。自分を厳しく取り締まるルールだけでなく、甘やかすためのルールも決めましょう。 |
数字による結果を追い求めるタイプがモチベーションを上げる、または維持するためには、「ストイックになりすぎない」ことが大切です。具体的な方法は、以下の3つをご確認ください。
痩せることよりも生活の改善を目標にしよう
体重やサイズなどの数字にばかり目を向けてしまうと、モチベーションがとても不安定になります。
そのため、「〇kg痩せる」という目標はあまりおすすめできません。それよりも「毎日〇分間の有酸素運動をする」「食事は〇時までに済ませる」など、痩せやすい習慣づくりを目標にするとよいでしょう。
また、一気に複数の目標を掲げるのはNGです。目標の未達成もまた、モチベーションを下げるからです。
小さな目標を少しずつ増やすこと、無理しないことを心掛けましょう。
体重計に乗るよりも鏡で体型チェックが◎
体重をこまめに測ることは避けましょう。体重は数日の間でも大きく変わります。とくに生理前の女性であれば、ホルモンバランスの変動により、kg単位での体重変動が短期間のうちに起こりやすいでしょう。
しかし、痩せるのも、太るのも一朝一夕では起こりません。ただ水分量が増えたり、排泄量の違いであったりといった、体重の適切な変化にモチベーションを振り回されないようにしましょう。
具体的には、鏡で体型の変化を確認したり、お肉を手でつまんでみたりなど、なるべくアバウトな成果チェックをおすすめします。
ときにはダイエットをサボろう
結果第一と考える方は、完璧主義になりやすい傾向にあります。結果として、たった一日や一回でも自分ルールを破ると、モチベーションが大きく下がってしまうでしょう。
しかし、ダイエットにおいて大切なことは継続です。「気分が乗らないときには運動を休む」、「週1回は好きなものを食べてよい」など、自分を厳しく取り締まるルールだけでなく、甘やかすためのルールも決めましょう。
【がんばる自分が好きなタイプ向け】ダイエットのモチベーションを上げる方法
【まとめ】 ・「レコーディングダイエット」努力を数値化して記録しよう。 ・お金をかけるダイエットはモチベ上げのためと割り切ろう。ただしあくまでもダイエットの主力となるのは、自身の努力。 ・食事制限だけよりも楽しい運動が◎ 運動をするとドーパミンの分泌が増えますが、これはモチベーションのアップに欠かせない脳内物質です。 |
がんばる自分が好きなタイプがモチベーションを上げる、または維持するためには「努力の可視化」や「楽しさの追求」が大切です。
具体的な方法は、以下の3つをご確認ください。
努力を数値化して記録しよう
このタイプには、レコーディングダイエットがおすすめです。
努力が数値化されることで自分のがんばりを把握しやすくなり、「もっと頑張ろう」というモチベーションにつながります。
レコーディングダイエットのポイントは、体重や体脂肪の増減だけでなく、一日の摂取カロリーや食事内容まで、なるべく細かく記録することです。近年ではレコーディングダイエット向けのアプリがいくつも配信されているので、それらを活用すると便利でしょう。
そのほか、一流アスリートも実践しているという、3行日記に取り組むのもよいでしょう。3行日記とは、1行目に今日の反省点、2行目にがんばったこと、3行目に明日の目標を書くといったものです。
3行日記も自分のがんばりを可視化できてモチベーションにつながるほか、気持ちのコントロールがしやすくなるといわれています。
お金をかけるダイエットはモチベ上げのためと割り切ろう
エステサロンに通ったり、ダイエット食品を購入したりといった行動は、モチベーションアップにつながるため、止める必要はありません。
ただし、これらはあくまでダイエットをサポートするためのものです。過度な期待を寄せては、費用と効果が比例しないことによりモチベーションを下げてしまう恐れがあります。
ダイエットの主力となるのは、自身の努力であることを忘れないようにしましょう。エステサロンやダイエット食品などは、たまのご褒美感覚で使うぐらいが丁度よいかもしれません。
食事制限だけよりも楽しい運動が◎
このタイプには、食事制限だけのダイエットよりも努力を実感しやすい運動によるダイエットの併用をおすすめします。また、運動をするとドーパミンの分泌が増えますが、これはモチベーションのアップに欠かせない脳内物質です。
運動の内容は継続性を重視して、楽しめるものがよいでしょう。なかでも好きな音楽をかけながらのストレッチや運動は、ドーパミンの分泌を促進するという研究結果が出ています。
【外的な報酬を求めるタイプ向け】ダイエットのモチベーションを上げる方法
【まとめ】 ・友人や恋人など親しい人にダイエットを宣言。褒め言葉を得やすい環境を積極的に整えていきましょう。仲間を作るのも◎ ・ポジティブな言葉で積極的にモチベーションを刺激。鏡を見るたびに自分の顔を見て、笑顔で声掛けをするのがおすすめ。 ・待ち受けダイエットを活用。普段から目につく場所に、モチベの上がる名言画像や理想のスタイルを持つモデルの写真などを貼り付けておくとよいでしょう。 |
人からの褒め言葉など、外的な報酬を求めるタイプがモチベーションを上げる、または維持するためには「ダイエットに適した環境づくり」が大切です。具体的な方法は、以下の3つをご確認ください。
友人や恋人など親しい人にダイエットを宣言しよう
人からの褒め言葉がモチベーションに直結するタイプは、褒め言葉を得やすい環境を積極的に整えていきましょう。
具体的には、まず友人や恋人など親しい人にダイエットすることを宣言します。「痩せてきたら褒めてね!」と伝えられると、なおよいでしょう。
また、ダイエット仲間を作り、日々努力を共有し、褒め合うのもおすすめです。
ポジティブな言葉で積極的にモチベーションを刺激しよう
人からの褒め言葉がいつももらえるとは限りません。そこを補うためにも、常日頃から自分自身に対して、ポジティブな言葉をかけるようにしましょう。おすすめなのは、鏡を見るたびに自分の顔を見て、笑顔で「がんばっていてえらい!」「きれいだよ!」「痩せてきたね!」などの声かけをすることです。
このとき、言葉はなるべく声に出しましょう。自分の言葉であっても、ポジティブな言葉の響きは、モチベーションを自然と刺激してくれます。
待ち受けダイエットを活用して初心を忘れるべからず
外的報酬に依存しやすい人は、ダイエットの目的を見失いやすい傾向にあります。そのため、普段から目につく場所に、モチベの上がる名言画像や理想のスタイルを持つモデルの写真などを貼り付けておくとよいでしょう。
おすすめなのは、スマートフォンの待ち受けやロック画面の背景画像に設定することです。一日のうちに何度も目にするため、いつでも初心を思い出し、モチベーションを保てるでしょう。他にも、食欲を抑えるブルーを基調とした画像を待ち受けにする方もいます。
ダイエットのモチベーションが下がったときは方法を見直すタイミング
「モチベーションが下がった」「保てない」「続けられない、続けたくない」と思ったときは、ダイエットの方法を見直すタイミングかもしれません。
あなたのダイエットは我慢を強いる内容ばかりになってはいないでしょうか。モチベーションを保つうえで我慢は厳禁です。楽しめる範囲の運動と、ほどほどの食事制限に切り替えていきましょう。
とくに食事制限は、三大欲求である食欲に我慢を強いるため、気持ちに大きな負担がかかります。食事制限によるストレスがどうしても強いのであれば、効率よく食事制限が可能なサプリメントに頼ることも、検討してみてはいかがでしょう。
サプリの活用はモチベーションを保つための賢い選択
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