ビタミンCを塗ったら、ピリピリするのですが?

美白効果が高いと言われている、ビタミンC配合の化粧品。でもビタミンC入りのものを塗ったら、ピリピリする感じがあったという方はいらっしゃいませんか? これは肌質や、ビタミンCの特性、そもそも酸性だからなど諸説ありますが、実際のところ何が原因なのでしょう?

 

ビタミンCによる刺激の原因

還元作用

ビタミンCは、そのままを皮膚に付けると刺激的な成分であることが知られています。それはビタミンCの強力な「還元作用」が理由です。還元作用とは例えば、シミができた肌をもとの明るい色に「戻す=還元」すること。古く酸化したリンゴに、ビタミンCを塗るともとの色に近づくのも、この還元作用によるものです。ビタミンCはこの還元作用が強力なため、肌に塗ったときに刺激を感じやすいと言われています。

 

皮脂分泌抑制作用

さらに、ビタミンCには皮脂の分泌をコントロールする働きがあります。ビタミンCを塗って、皮脂分泌が抑制されたために、肌が乾燥し、敏感になってしまっている可能性も考えられます。もともと乾燥しやすい方であれば、この刺激はさらに強くなります。

 

外的環境によるもの

ビタミンCの「還元作用」や「皮脂分泌作用」による刺激は、肌質やその時の肌のコンディションによっても感じ方が異なります。もし敏感肌の方の場合、たった1%のビタミンCでも刺激を感じることもあれば、その逆もあります。また季節的に肌ストレスがかかりやすくなったり、生理周期や環境の変化によっても、肌に刺激を感じやすくなることも。さらに、ビタミンCの濃度が高ければ高いほど、刺激を感じやすくなります。

 

ビタブリッドCはビタミンCの刺激が強い?

ビタブリッドCフェイスを使われている方の中でも、刺激を感じる方がいらっしゃるようです。しかし、ビタブリッドCの場合、刺激の強いビタミンCを、酸化亜鉛で保護することにより、ゆっくり肌に浸透させるよう改良しています。つまりビタミンCが一気に放出せず、12時間という長い時間をかけて浸透するため、他のビタミンC化粧品と比較すると刺激が少ないつくりになっています。

 

パッチテストがおすすめです

過去に化粧品でお肌が赤くなったことがあったり、過去に化粧品でお肌が赤くなったことがあったり、もともと敏感肌の方は、お顔へのご使用の前に、腕などで少量のパッチテストをすることがおすすめです。それでも刺激を感じる人は、その時のお肌状態、体調、生理周期や、季節による影響など、刺激となる原因を考えてみましょう。タイミングをずらしてご使用いただくことで、以前は刺激を感じたのに、感じなくなったという方もいらっしゃいます。

 

それでも刺激を感じる場合

何度試してみても刺激を感じる場合は、一度に使うビタブリッドCフェイスの量を調整してみることもおすすめです。水や化粧品に溶かすビタブリッドCフェイスの量をごくわずかにしてみると、刺激を感じなくなることもあるようです。多くの方は、ご使用いただくうちにお肌が徐々に慣れていきます。刺激を感じなくなれば、量を少しずつ増やしてみてください。肌のコンディションを見ながら、ビタブリッドCフェイスを使っていただくことがおすすめです。※症状の悪化を感じたらご使用を休止してください