お口の健康が、カラダの健康につながる!

成長コラム,低学年,高学年,中学生

歯磨きから口腔衛生まで、口の中を清潔で健康な状態に保つためのお手入れをオーラルケアといいます。

実はお口の中の健康は、虫歯の予防だけでなく、体や脳の健康を維持することにも大きく関係しているんです!

オーラルケアを怠ると、大変なことに!

歯周病になる!

歯周病は歯が抜けてしまうだけでなく、そのまま放置しておくと将来、心臓疾患や糖尿病、肺炎などの重い病気の原因にもなるといわれているので注意しましょう!

虫歯になりやすくなる!

虫歯は進行性の病気で、基本的に一度発症すると自然に治ることはありません。

また、虫歯は歯や歯茎の痛みだけでなく、顎関節症や中耳炎を引き起こす原因にもなります。

噛み合わせが悪くなる!

噛み合わせが悪くなると、身体全体のバランスが崩れ、運動能力にも悪影響を及ぼすことがあります。

スポーツでは、奥歯をグッと噛み締めることで最大限の力を発揮させます。嚙み合わせが悪く奥歯を噛み締めることができないと、パフォーマンスもダウンしてしまいます。

口臭がひどくなる!

唾液の分泌が減ることで口内が乾燥して細菌が増加。
さらに感染症対策の必須アイテムとなったマスクによって口呼吸が増え、口内が乾燥することでさらに口臭が強くなります。

3つのポイントで始めるオーラケア

オーラルケアは、毎日欠かさないことが大切。
いつまでもキレイな歯を保つためにも。親子一緒にしっかりケアしましょう!

直接アプローチ

歯周病や虫歯の原因は歯垢や食べかすです。
適切な器具と正しいケアでしっかりと原因を取り除きましょう!

フロスや歯間ブラシを使用

歯ブラシだと61%しか除けない歯垢はフロスの併用で79%、歯間ブラシを加えると85%まで除去できます!

歯ブラシの保管は正しく

細菌増殖の原因にもなるので、毛先を下にしてコップに入れたり、1つのコップに複数の歯ブラシを入れるなどはNGです。

生活習慣

何気ない癖が噛み合わせを悪くしている原因かもしれません。
生活習慣を見直して対策しましょう!

両方の歯で噛む

左右両方の奥歯を使って交互に均等に噛むことで、噛み合わせのバランスがよくなります。

頬づえをつかない

片方に重心がかかると歪みの原因に。

50g程度の弱い力でも、顎や口に1時間加われば歯が動いたり、骨が動いたりすることも…

まずは姿勢を正すことを心がけましょう!

唾液腺マッサージ

マスク生活の無意識な口呼吸から、口内が乾燥し唾液が減っている人が増加。
マッサージで唾液の分泌を促しましょう!

耳下腺マッサージ

❶親指以外の4指を頬にあてます。
❷上奥歯あたりから前に向かって軽く圧迫するように10回ゆっくりと回します。

顎下腺マッサージ

❶親指を顎下の内側の柔らかい部分に当てます。
❷耳の下から顎下まで5か所ほどを、それぞれ5回ずつ押します。

舌下腺マッサージ

❶両手の親指を揃え、顎の真下にそえます。
❷舌を押し上げるようにグーッと10回押します。

歯によい食材を使ったレシピをチェック!

鮭のガーリックソテー
【材料(4人分) 】
●生鮭…4切れ
●小麦粉…適量
●レモン汁…適量
●サラダ油…大さじ6
●にんにく…4片
●しめじ…2パック
●生クリーム…1パック
●塩…適量
●こしょう…適量

【作り方】
鮭両面に塩こしょうで下味をつけ、にんにくは薄切り、しめじは小房に分けます。
フライパンにサラダ油とにんにくを入れカリッとなったらにんにくだけ取り出します。
①の鮭に小麦粉をつけ、②のフライパンで焼き、火が通ったらお皿に盛りレモン汁をふりかけます。
③のフライパンにしめじを入れて強火で炒め、焦げ目がついたら生クリームを入れ、塩こしょうで味を整えながら煮詰めます。
鮭に④のソースとにんにくを散らせば完成!

歯の健康も大切にしています

レベルアップはカルシウム、ビタミンDなど栄養豊富なだけでなく虫歯になりにくい甘味料を使っています。

成長期に必要な栄養を毎日摂って、健康に過ごせる身体作りを続けましょう♪