運動神経は遺伝じゃない!コーディネーショントレーニング

成長コラム

運動神経は、遺伝よりも環境が大きく関わっています。もし今、運動が苦手だとしても、「コーディネーショントレーニング」で運動神経をグンと伸ばすことができます。

コーディネーショントレーニングとは

自分の身体を思い通りに動かすために、運動神経を高めるトレーニングです。

コーディネーショントレーニングで伸ばせる7つの能力

 

 

合図に素早く反応し、適切に対応できる!

音や人の動きなどの情報を素早く察知し、正しくスピーディーに動き出す力。スタートダッシュやフェイントに対する反応の速さに関係します。

 

動いているものと自分の位置関係を把握できる!

相手や味方、ボールなどの物体と自分の位置関係や距離を感じ、把握する力。人とぶつからずに走ることや、空中に上がったボールの着地地点を把握するなど、チームで競う場合にも有効です。

 

バランスを正しく保ち、崩れた姿勢を立て直せる!

相手とぶつかった場合に倒れず体制を保つことや、空中でボールをキャッチして姿勢を乱さずに着地することができる能力。スポーツ以外の日常生活の中でも大切な力と言えます。

 

道具やスポーツ用具などを上手に操作ができる!

手足や道具などを上手に操作する能力。例えば走りながらボールをドリブルすることや、ボールを見ながらラケットで打つなど、何か動作をしながら他の動作を正確にする力です。

 

状況に合わせて、素早く動きを切り替えられる!

目や耳から入ってきた情報を、身体の動きに変換する能力。日常生活だと、人とすれ違うために横に避けることや、車が来たことを確認して止まるなどの行動が変換能力です。

 

リズム感を養い、動くタイミングを上手につかめる!

目で見た動きを真似たり、自分の身体で表現できる能力。動作のタイミングを計ったり、スムーズな動きができるようになります。

 

関節や筋肉をタイミングよく、無駄なく動かせる!

力の発揮加減やバランスを調整しながら身体全体を連動させる能力。移動しながらボールを受け取り、パスをするといった一連の動きにも使用されます。

 

スキマ時間に簡単トライ!コーディネーショントレーニング

親子で、楽しく遊びながらできるコーディネーショントレーニングをご紹介します。

まっくらバランス

片脚で立ち、両腕をまっすぐ左右に開いたら、そのまま目を閉じて30秒キープ。
ぐらぐらしないようにバランスをとりましょう!

ボールキャッチ&アクション

ボールを上に投げて降りてくるまでの間に手を叩いたり、地面をタッチ。落下地点や降りてくるまでの時間を予測しよう!

グー・チョキ・パージャンプ

グーは手足を閉じ、チョキは前後、パーは左右に大きく開くと決め、向かい合った片側がした動きをリズムに合わせて真似します。

指示逆ジャンプ

「前」「後ろ」「右」「左」と声をかけ、指示と逆にジャンプ。瞬時に判断して素早く動きましょう!

スキップトレーニング

足は「右」「左」と通常のスキップをしながら、手は「前」「前」「後ろ」「後ろ」で叩きます。

ティッシュヒラヒラキャッチ

1人が高い位置からティッシュを落とし、もう1人がヒラヒラ落ちてくるティッシュを落とさずキャッチします。

 

レベルアップで運動能力さらにアップ!

「スポーツをもっと頑張りたい!」「苦手な運動を克服したい!」レベルアップはそんなお子さまを1日1杯の習慣でサポート!

運動能力アップレシピ

トレーニング後には、エネルギー源の「糖質」と、糖質をエネルギーに変える「ビタミンB1」を摂ることが、疲労回復のポイント!

【材料(4人分)】

  • じゃがいも…6個
  • 豚もも薄切り肉…400g
  • 酒…小さじ2
  • サラダ油…適量
  • カレールー…2かけ
  • 醤油…大さじ2

【作り方】

①豚肉に酒を混ぜ、じゃがいもは皮をむき、乱切りにして電子レンジで5分加熱。カレールーは細かく刻む。

②鍋にサラダ油を入れて熱し、豚肉を炒めます。色が変わったらじゃがいもを炒めます。水を1cmほどの深さまで入れ、蓋をしてじゃがいもが柔らかくなるまで煮ます。

③じゃがいもが柔らかくなったら水気を飛ばし、カレールーが全体に混ざるように加え、醤油を加えれば出来上がり!