マスク着用が増加!今だから注意すべき肌トラブルとは?
おうちで過ごす時間やマスクを着用することが増え、生活習慣が大きく変わりましたがみなさんはいかがお過ごしですか?
最近は在宅ワークが増えることで、普段より薄づきメイクで過ごせたり、睡眠時間が増えたりして「肌の調子がよくなった!」という声も。いかに日々のメイクが肌に負担をかけていたのか…と考えてしまいますよね。
しかし、その一方で「原因のわからない肌トラブル」に悩まされている方も少なくないようです。家にこもることが多い今だから注意したい、肌トラブルや解決法など、すべての女性に必要な美容習慣をご紹介していきます!
マスク着用機会が増加! 肌にはどんな影響が?
身を守るためにマスクを着用することはとても大切。今では毎日着用することも増えていると思います。しかし、マスクは顔の皮膚に密着するため、常用することで肌に負担をかけてしまうこともあるのです。
マスクで余計に肌が乾燥?
マスク中は息に含まれる水蒸気が内側にとどまり、一見保湿効果がありそうですよね。しかし、マスクを外すと、内側にこもった水蒸気は急激に蒸発。そのとき、肌のうるおいまで一緒に奪ってしまい乾燥が進むことがあります。
摩擦が増えるのも肌にはマイナス
マスク素材と肌がこすれ合う機会が増えると、肌の表面がダメージを受けて肌荒れを起こしがちに。肌ダメージから角層が厚くなって毛穴の入り口がふさがれると、ニキビの原因になることもあります。
「マスクがあれば肌トラブルも隠せる」なんて言わずに、丁寧な保湿ケアですこやか美肌をキープしたいものですね。そしてマスク同様に増えた「おうち時間」においても、ちょっとした注意が必要です。
おうちにいるときもシミ・たるみ予防を意識!
ずっと自宅にこもり、人と会う予定がなければ、すっぴんに近い状態で過ごすのは当然のこと。しかし、部屋に窓があり太陽光が入る環境で過ごす場合は、紫外線を受けて日焼けしやすい状況です。
日中は室内の明かりとして窓から太陽光を入れていませんか?直射日光でなくても、室内に反射した紫外線は肌へのダメージになるので注意しないと、シミやたるみなど肌老化が加速します…!
室内にいても紫外線の影響ってあるの?
紫外線は肌を老化させる原因の約9割を占めるともいわれる美容の大敵。紫外線は主に以下の2種類があり、どちらも肌に大きなダメージを与えます。
- 紫外線A波(UV-A):肌の奥まで届いてシワ・たるみの原因に
- 紫外線B波(UV-B):肌の表面に日焼けや炎症を起こし、シミ・そばかすの原因に
なかでも紫外線A波は、曇りの日やガラス越しでも肌に到達。また、肌の乾燥が進んでいると肌表面のバリア機能が低下し、紫外線の影響を受けやすくなります。ポカポカと気持ちの良い陽気に感じるかもしれませんが、肌の内側ではシワやたるみが進んでいますよ。
すっぴんの日も徹底すべきはこの2点!
たとえすっぴんで過ごす場合でも、しっかりと日焼け止めを塗って対策するのを忘れないようにしましょう。そして朝と夜は、肌に蓄積したダメージをリセットするように入念なスキンケアを。この日焼け止めとスキンケアの2点を押さえておくことが、在宅シーンの多い今こそ肌老化を防ぐエイジングケアになります。
せっかく自宅にいる時間が増えているのなら、この期間はじっくりキレイに磨きをかける「おこもり美容」に励むチャンス!おこもり中の美容習慣に役立つポイントを紹介していきます!
マスク中・画面ごしでも“素敵”に見せるには?
どんな状況でも好印象をキープするには、きめ細やかな工夫が大切。マスク着用中のメイクポイントや、オンラインでも肌をキレイに魅せる方法についてもチェックしておきましょう。
マスク中は目元に清潔感を
眉や目元が中心となるマスク中のメイク。ただし白いマスクとのコントラストが激しい、濃いめのアイメイクはNGです。眉は髪色よりもやや明るめの色で丁寧に。アイシャドウもベージュやピンク、オレンジなどのやさしげカラーを選び、清潔感のある印象に仕上げましょう。
崩れにくさを意識するなら、朝の保湿ケアを入念に。ファンデーションを薄く均一に伸ばし、ポイントメイクには皮脂や汗につよいウォータープルーフタイプを選ぶとよいでしょう。
テレビ電話でキレイに見せるコツは?
いざ使ってみると、顔色が悪く見えて気になったことはありませんか?カメラ映りをよくするには、光を味方に付けることがポイント。自然光や下からのライトを活用する、レフ板変わりに白い布やコピー用紙を置くなどして、顔全体に光が回り込むよう調整してみましょう。
カメラの位置にもひと工夫を。目線よりもやや上目に据えると、フェイスラインがシャープに見えますよ。
おこもり中は「気持ちのケア」も大切に
「誰とも話せなくて気分が落ち込みがち」「些細なことでイライラしてしまう」という方もいることでしょう。ストレスは自律神経の乱れを招き、美容や健康面にも影響を与えます。
生活リズムを安定させよう
在宅ワークなどで気をつけたいのが、生活リズムの乱れです。起きる時間や食事の時間がバラバラになったり、夜更かしが増えて睡眠不足になると、体だけでなく精神面にも悪影響を与え、集中力が落ちたりイライラや不安になってしまいがちです。
おこもり中でも朝は決まった時間に起きて日光を浴び、いつもの時間に食事や睡眠をとって体内時計を整えることが大切ですよ。日光を浴びるときは、先ほどの紫外線対策もしっかり行いましょう。
おこもり中こそ体を動かす習慣を
おこもり中は運動不足になりがち。ヨガやストレッチ、身の回りの物を使って行う筋トレなど、室内でも簡単にできる運動を見つけて実践しましょう。適度な運動は体をほぐすだけでなく、不安感の軽減にも役立ちます。
ストレスを解消するために「読書や音楽鑑賞など趣味を楽しむ」「好きな入浴剤でお風呂を楽しむ」などもよいですね。スキンケアで肌をいたわるひとときも、リラックスに役立ちそうです。今だからこそできる自分らしい時間の過ごし方で、キレイをキープしてくださいね。
在宅中はビタミンCでじっくり「おこもり美容」!
おこもり期間は、お肌の調子が上向きになりやすいですが、一方で油断すると肌トラブルが起こりやすくなるので、毎日のスキンケアはしっかり行いたいところ。
乾燥が進むと気になる「毛穴の目立ち」や「キメの乱れ」「乾燥小じわ」。そして紫外線ダメージから引き起こされる「シミ」や「くすみ」、そして「たるみ」。これらの肌悩みを防ぐためのケアをするなら、おすすめは「美肌ビタミン」として名高いビタミンCです。
ビタミンCは、さまざまな働きで美肌づくりに役立っています。
○美肌に欠かせないセラミドやコラーゲンの合成を促す
○皮脂の分泌を抑制する
○ターンオーバー(肌の生まれ変わり)を整え、バリア機能をサポート
○老化を引き起こす活性酸素から肌を守る
いつも使っている化粧水やオールインワンジェルに混ぜたり、シートマスクに含ませてパックしたり…お好きな方法でビタミンCを使った「おこもり美容」を始めてみましょう。