牛乳“都市伝説”の真相に迫る!
レベルアップの相棒「牛乳」といえば、栄養が豊富に含まれた成長期の強い味方!しかし、ちまたではこんな都市伝説がささやかれているのをご存知ですか…?今回はその真相を解き明かします!
まずは牛乳パワーをおさらい!
牛乳“都市伝説”の真相を解明しよう!
“体によいとされているけれど実は悪い…?”という逆説的なウワサは、心理的に興味を惹きつける効果があるのだとか。“体によい”からこそ広まった牛乳都市伝説の真相とは…?
【都市伝説1】牛乳を飲んでも身長は伸びない!?
給食で牛乳を飲んでいたけれど身長が伸びた気がしない…。
もしかして牛乳を飲んでも身長は伸びないんじゃない?
成長期の牛乳摂取による影響の調査*では、1日の摂取量が500mL未満の子どもより、500mL以上の子どもの方が身長が2.5cm高くなったという報告も!良質なタンパク質やカルシウムは、身長の伸びに必要な栄養素です。
*岡田知雄「子どもの生活習慣病と牛乳摂取の効果」(『食の化学』2003年)
【都市伝説2】牛乳を飲むと逆に骨折しやすくなる?
牛乳を飲むとカルシウムが尿から出て、骨折しやすくなると聞いたけれどホント!?
このウワサは、平成17年に流行した本に同様のことが書かれていたことで広がったもの。その後「牛乳乳製品健康科学会議」が科学的根拠がないと宣言し、正しい情報ではないと発表されました。
【都市伝説3】牛乳でニキビが悪化する?
ニキビが気になる年頃…。ニキビができる飲み物は避けたいところ!牛乳は脂質を含むから、ニキビができやすいよね?
牛乳に含まれるビタミンB2は、健康な皮膚を作る働きがあるので、ニキビや吹き出物、皮膚炎の防止に役立ちます。ただ、飲み過ぎは皮脂の過剰分泌を促すので適量を飲むように心がけましょう!
【都市伝説4】牛乳を飲むと虫歯予防になる?
甘いおやつなどを食べたあとは、水を飲むより、牛乳を飲んだ方が虫歯予防になるってホント?
牛乳には、虫歯の原因となる酸を中和させ、歯垢をつきにくくする働きがあるため虫歯予防になると言われています。ただ、糖質も含まれているので、飲んだ後は歯磨きしましょう。
【都市伝説5】日本人のほとんどが牛乳を飲むとお腹を壊す?
欧米人と比べ、日本人は牛乳に含まれる乳糖を分解する酵素が弱いという事実…。ということは、牛乳でお腹を壊すってことだよね?
日本人の「ほとんど」というのはウソ!ある実験では、一度に1,200mLの牛乳を飲んだグループで2人に1人が下痢を起こす結果が出ましたが、給食やレベルアップを飲む量なら、問題ありません。ただ、アレルギーや乳糖不耐症など、体質によっては注意が必要!
意外と知らない!牛乳豆知識
1)牛乳が飲まれ始めたのは飛鳥時代の645年!
孝徳天皇が日本で初めて牛乳を飲んだ人物だと言われています。高い栄養価を気に入って飲んでいた記録があるそう…!
2)牛乳パックにだけくぼみがある!
1,000mL、500mLの牛乳パックには上部が丸く凹んだ部分があります。これは目が不自由な方にも牛乳だと判別できるようにした印です。
3)牛乳は大根より水分が少ない!
牛乳は液体でありながらカルシウムやタンパク質など、物質の含有率が多いため、大根より水分が少ないのです。
牛乳を使ったおすすめレシピ
・(★)ブロッコリー…120g
・(★)しめじ…2/3パック
・(★)顆粒コンソメ…小さじ1
・ウインナー…4本
・絹ごし豆腐…600g
・牛乳…400mL
・ご飯…320g
・とろけるチーズ…60g
・パセリ…適量
作り方
①耐熱容器に★を入れてラップをしてレンジ(600w)で1分30秒加熱する。
②①を輪切りにしたウインナー、牛乳、ご飯、絹ごし豆腐を入れて豆腐を粗く潰す。
③とろけるチーズをのせてレンジで3分〜4分加熱する。チーズが溶けたらパセリを振って完成!
牛乳と相性バッチリのレベルアップで栄養チャージ!
レベルアップにはカルシウムの吸収を助けるビタミンDをはじめ、成長に欠かせない栄養がたっぷり。毎日飲んでぐんぐん伸びよう!
レベルアップシリーズは
お子さまの成長を応援しています。
■特典いっぱい♪
「レベルアップ部」メンバーになりませんか?