【医師監修】育毛剤はタイミングが大事！正しい使い方と使い始める時期
皆さんは育毛剤をどのタイミングでつけていますか？
寝る前？
お風呂上がり？
朝起きてすぐ？
育毛剤は使うタイミングによっては十分に効果が発揮されません。
この記事では育毛剤を使うべき適切なタイミングをはじめ、正しい使い方を紹介します。
また、育毛剤を使い始めたタイミングについてもアンケートを実施しました。
「自分はまだ早い？」「若いうちから使ってもいい？」と不安な方のために、育毛剤を使い始めるタイミングを解説します。
この記事の監修者
西田恭之
恵比寿美容クリニック副院長
東海大学医学部医学科卒業。都内市中病院で初期研修後、消化器内科診療に従事。その後は人間ドックでの診療を続けながら恵比寿美容クリニックにて勤務し、現在は副院長として診療に従事
育毛剤のベストタイミングは風呂上がり
育毛剤は風呂上がりに使うことで効果が十分に発揮されます。
寝る前よりも風呂上がりがいい理由
育毛剤を寝る前につける方は結構多いです。
しかし、寝る前よりも風呂上がりにつけた方が育毛効果を期待できます。なぜなら、育毛剤は汚れが少ない頭皮につけた方が成分が浸透しやすいからです。
つまり、洗髪後の風呂上がりがベストタイミングなのです。ただ、洗髪の方法には気をつけましょう。
育毛剤をつける前の正しいシャンプー方法
頭皮の汚れをしっかりと落とすために、以下のフローでシャンプーをしましょう。
- クシやブラシを使って、髪のもつれをほぐす
- お湯でしっかり洗う
- シャンプーで洗う
- よくすすぐ
シャンプーをつける前に、ある程度の汚れを落としておくことが重要です。また、シャンプーで洗う際もコツがあります。
シャンプーは頭皮を揉み込むように
シャンプーで洗う際は、ゴシゴシ擦るような洗い方ではなく、頭皮を優しくマッサージをするようにしましょう。髪ではなく、頭皮を意識的に洗うのがポイントです。
爪を立てて洗うのは頭皮を傷つけてしまうので、絶対に避けましょう。
育毛剤をつけるタイミングはドライヤーの後
「育毛剤とドライヤーはどちらが先？」という疑問を持つ方へ、正解はドライヤーの後です。
なぜなら、自然乾燥だと雑菌が発生しやすいからです。また、頭皮が濡れたまま育毛剤をつけても成分が流れてしまうのでやめましょう。
“乾かし具合”はコツが必要
ドライヤーで乾かしてからとは言え、乾かし過ぎて、髪の毛に水分がない状態も良くありません。
ドライヤーの使い方にコツが必要です。
- 近づけすぎない
- 振りながら使う
- 耳周り＆えりあしから乾かす
※乾かし忘れが起きやすい
ドライヤー後、「髪の毛がひんやりする」程度がちょうど良いです。また、乾かす過ぎを防ぐために、ある程度温風で乾かしたら冷風にするのもいいでしょう。
1日2回タイプなら朝セットする前につけよう
育毛剤によっては１日１回ではなく、２回つければならない製品もあります。
その場合は、風呂上がりと朝につけましょう。一定時間を空けることはもちろん、朝は風呂上がりほどではないにせよ、頭皮が清潔な状態だからです。
注意点は整髪料をつけてセットする前に、育毛剤をつけることです。整髪料をつけてしまうと、育毛剤の成分が十分に浸透しません。
朝シャンはNGだけど、お湯だけならOK
頭皮を清潔にするために、朝にシャンプーで洗う「朝シャン」はおすすめしません。
なぜなら、紫外線など外部の刺激から頭髪を守ってくれる必要な皮脂まで洗い流してしまう可能性があるからです。
朝はシャンプーではなく、お湯で軽く洗い流すだけにしておきましょう。
育毛剤を使い始めるタイミングはいつから？
育毛剤を検討しているけど、「自分の年齢ではまだ早いかな？」と思っている方もいるのではないでしょうか。育毛剤を使い始めるタイミング（年齢）ってイマイチ分からないですよね。
【アンケート調査】何歳から育毛剤を使い始めましたか？
そこで、現在育毛剤を使用している方100名にアンケート調査を実施しました。
調査概要
居住地：全国
ターゲット：[モニタリスト]育毛剤使用経験者
回収時期：2020年12月11日
サンプル数：100
調査方法：インターネット調査
6割が30代までに育毛剤を使い始めている
アンケートの結果、全体の60%が30代までに育毛剤を使用しているという結果になりました。20代から使い始めた方も全体の約20%います。
この結果を皆さんはどう思いますか？
育毛剤は若いうちから使ってもいい
あなたがもし若い世代なら、育毛剤を使用することを躊躇してしまうかもしれません。しかし、アンケートにもあるように20代から使用している人は数多くいます。実際に20代から使い始めた方のキッカケは次のようなものです。
美容室の担当者に少し髪が薄いと指摘されたのと、父方の遺伝子的にハゲやすいのを知っていたので使い始めました。
40代/秋田県・男性
前髪が薄くなってきて、「まだ20代なのに…」とショックを受けていましたが、育毛剤の値段が高く、そのときは何もしませんでした。しかし、風の強い日や海やプール、仕事中の汗で薄くなった部分が目立つようになり「使うしかない」と思いました。
20代/滋賀県・男性
父方の親族がみんな薄毛になっているので子供のころから不安だったので、なくなり始める前から使い始めた方がいいと聞いたので使用し始めました。
30代/千葉県・男性
中学からコンプレックスだった薄毛という事もあり、20代から薄毛対策は行っていました。
20代/沖縄県・男性
若いうちから予防のために、育毛剤を使用している方がいるようです。定期的に購入しなければならない経済的な不安から利用をためらう人が多い20代ですが、育毛剤を使うべきタイミングは薄毛が気になり始めたタイミングです。
育毛対策は早いに越したことはないのです。
飲むタイプの育毛剤のタイミングは？
育毛剤には飲むタイプの内服薬もあります。AGA治療薬として処方されるものであり、厳密には、育毛剤ではなく発毛剤です。
※育毛剤と発毛剤の違いについては「【医師監修】育毛剤は効果がないのか？あるのか？効果的な使い方・成分・期間 」で解説しています。
飲むタイミングに制限があるわけではありませんが、２回処方の場合は朝と夜、１回処方なら決まった時間に飲みましょう。毎日決まった時間に飲むことで“飲み忘れ”を防げます。
育毛剤は使う上でのNG行為
清潔でない頭皮に育毛剤を使ってはいけないように、育毛剤を使う上でやってはいけないNG行為は他にもあります。
NG行為➀ 育毛剤をつけすぎる
育毛剤は沢山使ったからといって効果が高まるわけではありません。逆に、つけすぎると、毛穴が詰まったり、頭皮に負担をかけてしまい効果が弱まる可能性もあります。
決められた用量は必ず守るようにしましょう。
NG行為② 育毛剤をつけたあとに温風で乾かす
育毛剤を塗布した後は、自然乾燥させて成分を頭皮に浸透させましょう。温風で乾かしてしまうと成分が蒸発してしまうので絶対にやめましょう。
どうしてもべたつきが気になる場合は、冷風の弱い風で乾かすようにしましょう。
NG行為③ 他の育毛剤と併用
育毛剤はそれぞれの単体で使うことを想定した用量が定められています。
異なる育毛剤を併用することは、NG行為➀の「つけすぎ」と同様に、毛穴が詰まったり、お互いの成分を邪魔してしまって効果が薄まる可能性があります。
副作用のリスクも高まるので併用はやめましょう。
NG行為④ 育毛剤をコロコロ変える
効果を感じないからといって、次から次へと育毛剤を変えているといつまで経っても効果は出ません。というのも、育毛剤は継続的に使うことで効果が表れるからです。
最低でも半年間は同じ育毛剤を使うことをおすすめします。ただ、痒みなどの異常が出る場合は直ちに使用をやめて、医師に相談しましょう。
ビタブリッドCヘアーは浸透時間が長い育毛剤
育毛剤を使用する上で重要なのは「いかに成分を頭皮に浸透させるか」です。
ビタブリッドCヘアーは浸透力が高い育毛剤です。朝晩の１日２回使用することで24時間継続して、成分が頭皮に浸透します。
ビタミンとミネラルのハイブリッド構造によりじっくり浸透
ビタブリッドCヘアーの高い浸透力を実現しているのは、配合されている『ビタブリッドC』の構造にあります。
ビタブリッドCはビタミンCをミネラル（LDH）で挟み込んだ構造をしています。
ハイブリッド物質になることで酸化に弱いビタミンCを守るだけでなく、肌へ塗布したときに頭皮の老廃物（汗など）と結合して、代わりにビタミンCを放出、交換する「イオン交換方式」を実現し、肌の奥まで成分が深く浸透します。
皮膚呼吸から生じる老廃物とイオン交換される仕組みで浸透するので、じっくりと徐々に有効成分が頭皮に入っていきます。
ビタブリッドCヘアーは高い浸透力によって、高い発毛促進力を実現しています。
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